溺愛協奏曲
「れ・・・蓮様・・あ・・あの」




「こんなことしてどういうつもりだ、俺の女にこんなことしたからには


どうなるかわかってるんだろうな」




蓮が凄い迫力で女たちに詰め寄る



オーラと眼力だけで殺せそう



「れ・・・・蓮様、蓮様にはあたし達みたいな女がふさわしいはずなのに・・・



この女と付き合う前は何度もあたし達のこと抱いてくれたじゃないですか



なのになんで・・・」




「あ?なんだと?何度も抱いただと!抱いたかもしれねえが覚えてねえ


ってか、お前誰だ?言っとくが俺の女は莉子だけ、後にも先にも今



心の底から惚れてんのはこいつだけだ・・つか・・・こいつ以外の



女もう抱きてえと思わねえ・・だから俺の前に二度と顔だすな」




ずぶ寝れのままあたしの肩を抱きトイレを出ていく



その姿を女たちは呆然と見つめていた



「その女どもの始末お前らに任せる」




組員たちに一言呟くと急いで病室へと帰った




ふたりともずぶ寝れなので病院で用意してくれた着替えのパジャマに着替える



パジャマ姿の蓮って初めて見るかも・・・・



ってか・・・・なんでそんなに色気ダダ漏れなの~




「莉子・・・」



いつの間にか目に前には熱い瞳で見つめる蓮



優しく頬を撫でる蓮の手がいつもの倍くらい熱をもって



顔が蒸気したかのように熱くなった

















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