溺愛協奏曲
「悪い、待たせたな」
「あ~蓮、遅かったじゃんいったい何して・・・・」
ソファに座り携帯でゲームをしていた拓巳くんがこちらを向いたまま固まった
涼くんは読書をしていたのかゆっくり顔を上げると目を丸くたまま本を落とした
「蓮、どこに行って・・・・・た・・・えっ?その子・・・」
「こんにちわ、お久しぶり・・・涼くん、拓巳くん」
蓮が車いすを押して病室に入ると明らかに動揺している表情の二人が目に入る
あたしにはなんでこんなに驚いてるのかわからないけど・・・・
なにか事情がありそう
「れ・・・・玲奈ちゃん?!」
「玲奈ちゃんだよね?幻じゃないよね、幽霊とかじゃないよね!」
興奮気味の拓巳くんが車いすに乗った玲奈ちゃんの前に来て手を握った
眼にはうっすら涙を浮かべてる
「ふふっ、拓巳くんってば幽霊じゃないし・・・ごめんね驚かせて
涼くんもごめんね」
「いいんだよ、ってか・・・・あんまりびっくりして腰が抜けそうになった
けど・・・・玲奈ちゃんに逢えて嬉しいよ」
落とした本を拾いながら拓巳くんも玲奈ちゃんの傍に近づく
「蓮・・・・それに玲奈ちゃん、何か訳があるんだろちゃんと話してもらおうか」
玲奈ちゃんの前に屈むと涼くんはニッコリ微笑んだ
「あ~蓮、遅かったじゃんいったい何して・・・・」
ソファに座り携帯でゲームをしていた拓巳くんがこちらを向いたまま固まった
涼くんは読書をしていたのかゆっくり顔を上げると目を丸くたまま本を落とした
「蓮、どこに行って・・・・・た・・・えっ?その子・・・」
「こんにちわ、お久しぶり・・・涼くん、拓巳くん」
蓮が車いすを押して病室に入ると明らかに動揺している表情の二人が目に入る
あたしにはなんでこんなに驚いてるのかわからないけど・・・・
なにか事情がありそう
「れ・・・・玲奈ちゃん?!」
「玲奈ちゃんだよね?幻じゃないよね、幽霊とかじゃないよね!」
興奮気味の拓巳くんが車いすに乗った玲奈ちゃんの前に来て手を握った
眼にはうっすら涙を浮かべてる
「ふふっ、拓巳くんってば幽霊じゃないし・・・ごめんね驚かせて
涼くんもごめんね」
「いいんだよ、ってか・・・・あんまりびっくりして腰が抜けそうになった
けど・・・・玲奈ちゃんに逢えて嬉しいよ」
落とした本を拾いながら拓巳くんも玲奈ちゃんの傍に近づく
「蓮・・・・それに玲奈ちゃん、何か訳があるんだろちゃんと話してもらおうか」
玲奈ちゃんの前に屈むと涼くんはニッコリ微笑んだ