溺愛協奏曲
「茜・・・・人を好きになるのは理屈じゃねえ、気が付いたら
こいつのことで頭が一杯で気になって仕様がねえし、気持ちが押さえらんねえ
好きになるのに理由なんかねえ・・・ありえねえことが起きるのが恋なんじゃねえの」
「ふっ・・・・蓮に恋を語られるなんて思わなかったけどあたし最初聞いたとき
本当にありえないって思ったの、女は抱くだけって蓮がデートだなんて・・・・
たぶん、後にも先にも蓮とデートした女って莉子だけよ、だからそれを聞いたとき
頭に血が上って、気が付いたら家飛び出して蓮の好きになった女一目見てやろう
って思ってさりげなく偶然会ったようにしてショッピングモールに行ったの・・・・
組の者に蓮のこと報告させてたし・・・」
ショッピングモールって・・・!
あの時偶然会ったんじゃなかったんだ
そういえばあの時の茜ちゃんのあたしを見る目・・・・
張り付けたような笑顔はやっぱり笑ってなかった?
茜ちゃんは溜息をつくと片山の隣に座って麦茶を一口飲んだ
「だから・・・許せなかった
あたしにとって蓮は特別な人で、心の支えでありすべてだったのに・・・
蓮に愛されてる莉子が羨ましくて憎らしかった、だって・・・
あんな風に優しく蕩けるような瞳で見つめる蓮、あたし見たことないもの
だから、蓮に同情してほしくて極道の娘だってこと学校中に流したの、あたしだし・・・」
え・・・・・っ
「莉子に黙っててって、誰にも言わないでって言ったけど極道の娘だって
流したのはあたしなの」
こいつのことで頭が一杯で気になって仕様がねえし、気持ちが押さえらんねえ
好きになるのに理由なんかねえ・・・ありえねえことが起きるのが恋なんじゃねえの」
「ふっ・・・・蓮に恋を語られるなんて思わなかったけどあたし最初聞いたとき
本当にありえないって思ったの、女は抱くだけって蓮がデートだなんて・・・・
たぶん、後にも先にも蓮とデートした女って莉子だけよ、だからそれを聞いたとき
頭に血が上って、気が付いたら家飛び出して蓮の好きになった女一目見てやろう
って思ってさりげなく偶然会ったようにしてショッピングモールに行ったの・・・・
組の者に蓮のこと報告させてたし・・・」
ショッピングモールって・・・!
あの時偶然会ったんじゃなかったんだ
そういえばあの時の茜ちゃんのあたしを見る目・・・・
張り付けたような笑顔はやっぱり笑ってなかった?
茜ちゃんは溜息をつくと片山の隣に座って麦茶を一口飲んだ
「だから・・・許せなかった
あたしにとって蓮は特別な人で、心の支えでありすべてだったのに・・・
蓮に愛されてる莉子が羨ましくて憎らしかった、だって・・・
あんな風に優しく蕩けるような瞳で見つめる蓮、あたし見たことないもの
だから、蓮に同情してほしくて極道の娘だってこと学校中に流したの、あたしだし・・・」
え・・・・・っ
「莉子に黙っててって、誰にも言わないでって言ったけど極道の娘だって
流したのはあたしなの」