溺愛協奏曲
「莉子・・・・どうしたんだよ、お前のクラス行ったらナンパされて
連れて行かれそうになってたっていうし・・・・その後背の高い男が
どっかに連れてったっていうし、いったい何がどうなって」
「蓮、あのね「莉子のお友達・・・・・なのかな」」
「あ?・・・友達?」
蓮は眉間に皺を寄せて怪訝な表情を浮かべて慎ちゃんを見つめている
いつもとは違うスーツ姿の蓮、黒っぽいスーツに真っ赤なネクタイに同色のハンカチ
を胸に入れていて、髪はワックスを付けて少し立たせていていつものさらさらの
金髪とはまた違って格好よさを増している
あたしはそんな蓮に釘づけで頬が赤くなるのを感じずにはいられなかった
「莉子が変な男に絡まれて連れて行かれそうになってたところを僕が助けたんだよ」
「変な男・・・」
「そうなの!偶然居合わせた慎ちゃんに助けてもらったの・・・」
あたしの呟きに蓮はほっとしたようにあたしをじっと見つめる
右腕の包帯に気付くとそっと壊れ物を触るかのように優しく撫でた
「莉子を助けてくれてありがとう、感謝します
自己紹介が遅れましたが俺は東條蓮といいます、よろしく・・・えっと莉子とは
どういう関係で・・・」
「ああ・・・・君が東條組の・・東條蓮くんか・・・
僕は龍音寺慎、莉子の幼馴染で将来を誓い合った仲ってとこかな・・・?」
え・・・・いまなんて・・・将来を誓い合うって・・・え?
連れて行かれそうになってたっていうし・・・・その後背の高い男が
どっかに連れてったっていうし、いったい何がどうなって」
「蓮、あのね「莉子のお友達・・・・・なのかな」」
「あ?・・・友達?」
蓮は眉間に皺を寄せて怪訝な表情を浮かべて慎ちゃんを見つめている
いつもとは違うスーツ姿の蓮、黒っぽいスーツに真っ赤なネクタイに同色のハンカチ
を胸に入れていて、髪はワックスを付けて少し立たせていていつものさらさらの
金髪とはまた違って格好よさを増している
あたしはそんな蓮に釘づけで頬が赤くなるのを感じずにはいられなかった
「莉子が変な男に絡まれて連れて行かれそうになってたところを僕が助けたんだよ」
「変な男・・・」
「そうなの!偶然居合わせた慎ちゃんに助けてもらったの・・・」
あたしの呟きに蓮はほっとしたようにあたしをじっと見つめる
右腕の包帯に気付くとそっと壊れ物を触るかのように優しく撫でた
「莉子を助けてくれてありがとう、感謝します
自己紹介が遅れましたが俺は東條蓮といいます、よろしく・・・えっと莉子とは
どういう関係で・・・」
「ああ・・・・君が東條組の・・東條蓮くんか・・・
僕は龍音寺慎、莉子の幼馴染で将来を誓い合った仲ってとこかな・・・?」
え・・・・いまなんて・・・将来を誓い合うって・・・え?