溺愛協奏曲
「莉子・・・何か言いてえことがあるんじゃねえのか?
お前がそんな目をしてる時は大概なんかあった時だ・・・違うか?」
「えっ・・・・そんな目って、あたしはなにも・・・」
「嘘つくんじゃねえ、あの女保健室に置いてきて戻って見れば莉子は突然
帰ったっていうし・・・玲奈に聞いて見りゃ莉子の態度がおかしくて
なんだか泣きそうな顔してたっていうし・・・ほっとけなくて俺の家
帰って見ればどこにも莉子はいねえ、まじで何かあったんじゃねえかと
思って・・・・焦った、でもなんにもなくてほんとによかった・・・」
そう言ってくしゃくしゃっと頭を撫でて微笑んだ
でもいつもの蓮の笑顔にほっとしたけど蓮の追及はまだ続いて・・・・
なんで帰ったのか言えって言われたあたしは用事を思い出した・・・なんて適当
なこと言って誤魔化してたけどそんなことが通用する蓮ではない
姫抱っこしている蓮を見たくない・・・なんて理由言えないよね
「莉子・・・・心の声、駄々漏れだしモロに聞こえてっから」
え・・・・?
聞こえてる?な・・・なんでーーーー!
「そ・・・そんな////」
「莉子は可愛いな、知らない一年の女子に嫉妬したんだ?」
真っ赤になって俯くあたしの顔を蓮は覗き込むようにして尋ねてくる
その顔はなんだかとっても嬉しそうでご機嫌なのは気のせいでしょうか?
「し・・・嫉妬?」
「不可抗力とはいえ抱っこして連れてった俺に怒って、告白してきた
女に嫉妬したってとこか?言っとくけどあの女俺のこと好きだっての
ありゃあ嘘だな?」
「え?なんで?」
「俺が保健室に連れてったらすぐに一年の男が血相変えて飛んできたんだよ
そいつすげえ心配そうな顔しててその女の顔見るなりどこ火傷したんだって
ものすごい剣幕で女の方に聞いてきたから女のほうがびびったみたいで
俺が事の顛末を説明したんだよ・・・で
二人で話してるの聞いてたら同じクラスみてえで、お前はなにやってんだ
だの告白したって先輩には付き合ってる人がいるから駄目だって言っただろ
だのなんだのって言い合いはじめたんだよ・・・それ見てなんとなく感じた」
蓮はそう呟くとあたしの手をそっと握りしめた
お前がそんな目をしてる時は大概なんかあった時だ・・・違うか?」
「えっ・・・・そんな目って、あたしはなにも・・・」
「嘘つくんじゃねえ、あの女保健室に置いてきて戻って見れば莉子は突然
帰ったっていうし・・・玲奈に聞いて見りゃ莉子の態度がおかしくて
なんだか泣きそうな顔してたっていうし・・・ほっとけなくて俺の家
帰って見ればどこにも莉子はいねえ、まじで何かあったんじゃねえかと
思って・・・・焦った、でもなんにもなくてほんとによかった・・・」
そう言ってくしゃくしゃっと頭を撫でて微笑んだ
でもいつもの蓮の笑顔にほっとしたけど蓮の追及はまだ続いて・・・・
なんで帰ったのか言えって言われたあたしは用事を思い出した・・・なんて適当
なこと言って誤魔化してたけどそんなことが通用する蓮ではない
姫抱っこしている蓮を見たくない・・・なんて理由言えないよね
「莉子・・・・心の声、駄々漏れだしモロに聞こえてっから」
え・・・・?
聞こえてる?な・・・なんでーーーー!
「そ・・・そんな////」
「莉子は可愛いな、知らない一年の女子に嫉妬したんだ?」
真っ赤になって俯くあたしの顔を蓮は覗き込むようにして尋ねてくる
その顔はなんだかとっても嬉しそうでご機嫌なのは気のせいでしょうか?
「し・・・嫉妬?」
「不可抗力とはいえ抱っこして連れてった俺に怒って、告白してきた
女に嫉妬したってとこか?言っとくけどあの女俺のこと好きだっての
ありゃあ嘘だな?」
「え?なんで?」
「俺が保健室に連れてったらすぐに一年の男が血相変えて飛んできたんだよ
そいつすげえ心配そうな顔しててその女の顔見るなりどこ火傷したんだって
ものすごい剣幕で女の方に聞いてきたから女のほうがびびったみたいで
俺が事の顛末を説明したんだよ・・・で
二人で話してるの聞いてたら同じクラスみてえで、お前はなにやってんだ
だの告白したって先輩には付き合ってる人がいるから駄目だって言っただろ
だのなんだのって言い合いはじめたんだよ・・・それ見てなんとなく感じた」
蓮はそう呟くとあたしの手をそっと握りしめた