溺愛協奏曲
「蓮の奴・・・何考えてんだ、ったく蓮だから俺は諦めて友達に徹しようって
心に決めたのに・・・・なんだよこれ!!蓮が手放したんなら俺はもう遠慮
しねえぞ!自分のものにするし俺は絶対悲しませたりしねえ!」
「拓巳・・・・お前・・・」
涼くんがそう呟くと拓巳くんは思い切り椅子を蹴とばして教室を出て行った
「涼くん・・・・拓巳くんってもしかして・・・」
「ふっ・・・勘の良い玲奈ちゃんにはわかっちゃったみたいだね
そうだよ、あいつはずっと思ってた・・・でも蓮だから諦めて友達に徹しようと
思って今まで抑えていたけど我慢の限界がきたみたいだね・・・俺もあいつの
気持ちを考えると・・・・ね」
涼くんは軽く苦笑いする
あたしはなにがなにやら訳が分からず二人の会話をぼーっと聞いていて・・・
拓巳くんの言葉をただひたすら思い返していた
蓮が手放したんなら遠慮はしないって・・・自分のものにするって誰のこと言ってるの?
もしかして・・・・拓巳くんそれは・・・
そんなことを思いながら食べ終わったお弁当のふたを閉めていると
教室に誰かが入って来るのが見えた
そこに居たのは久しぶりに見る茜ちゃんで、息を切らして教室に入ってくる
あたしを見つけると恐い顔で見つめて目の前に座った
心に決めたのに・・・・なんだよこれ!!蓮が手放したんなら俺はもう遠慮
しねえぞ!自分のものにするし俺は絶対悲しませたりしねえ!」
「拓巳・・・・お前・・・」
涼くんがそう呟くと拓巳くんは思い切り椅子を蹴とばして教室を出て行った
「涼くん・・・・拓巳くんってもしかして・・・」
「ふっ・・・勘の良い玲奈ちゃんにはわかっちゃったみたいだね
そうだよ、あいつはずっと思ってた・・・でも蓮だから諦めて友達に徹しようと
思って今まで抑えていたけど我慢の限界がきたみたいだね・・・俺もあいつの
気持ちを考えると・・・・ね」
涼くんは軽く苦笑いする
あたしはなにがなにやら訳が分からず二人の会話をぼーっと聞いていて・・・
拓巳くんの言葉をただひたすら思い返していた
蓮が手放したんなら遠慮はしないって・・・自分のものにするって誰のこと言ってるの?
もしかして・・・・拓巳くんそれは・・・
そんなことを思いながら食べ終わったお弁当のふたを閉めていると
教室に誰かが入って来るのが見えた
そこに居たのは久しぶりに見る茜ちゃんで、息を切らして教室に入ってくる
あたしを見つけると恐い顔で見つめて目の前に座った