溺愛協奏曲
「なにしてるのかって聞いてるんだけど?」
「さ・・・・・紗枝子お嬢様!!」
紗枝子?紗枝子お嬢様って・・・・もしかして蓮の?
「その女の子を降ろしなさい!何処に連れて行くつもりなの?盛りの付いた猫じゃ
あるまいしまったく・・今日のパーティがどんなに大切かあんたたちわかってんでしょうね?
おとなしくしてないと坊城組の傘下から引きずり下ろすわよ!」
「「「「も・・・・申し訳ありませんでした!!」」」」
男達はあたしを静かに降ろすと蜘蛛の子を散らすように逃げ出した
見上げると目の前にいたのは・・・青いドレスが眩しい蓮の婚約者
坊城グループの一人娘、坊城紗枝子さん
「大丈夫?怪我はない?」
「は・・・・はい大丈夫です、助けていただいてありがとうございます」
深々と頭を下げると目の前の紗枝子さんがニッコリ微笑んだ
「いいのよ、そんなこと・・・それよりちょっとあなたに話があるから
来てほしいんだけどいいかしら?」
「え・・・・?は、はい」
踵を返し本来の目的のお手洗いを済ませるとあたしはパーティ会場の隣にある部屋に
通される・・・・目の前にあったのは沢山の煌びやかなドレスや着物
ドレッサーには沢山のメイク道具と香水
ここは・・・化粧室?
ドアを閉めると青いドレスの紗枝子さんをただ黙って見つめた
「さ・・・・・紗枝子お嬢様!!」
紗枝子?紗枝子お嬢様って・・・・もしかして蓮の?
「その女の子を降ろしなさい!何処に連れて行くつもりなの?盛りの付いた猫じゃ
あるまいしまったく・・今日のパーティがどんなに大切かあんたたちわかってんでしょうね?
おとなしくしてないと坊城組の傘下から引きずり下ろすわよ!」
「「「「も・・・・申し訳ありませんでした!!」」」」
男達はあたしを静かに降ろすと蜘蛛の子を散らすように逃げ出した
見上げると目の前にいたのは・・・青いドレスが眩しい蓮の婚約者
坊城グループの一人娘、坊城紗枝子さん
「大丈夫?怪我はない?」
「は・・・・はい大丈夫です、助けていただいてありがとうございます」
深々と頭を下げると目の前の紗枝子さんがニッコリ微笑んだ
「いいのよ、そんなこと・・・それよりちょっとあなたに話があるから
来てほしいんだけどいいかしら?」
「え・・・・?は、はい」
踵を返し本来の目的のお手洗いを済ませるとあたしはパーティ会場の隣にある部屋に
通される・・・・目の前にあったのは沢山の煌びやかなドレスや着物
ドレッサーには沢山のメイク道具と香水
ここは・・・化粧室?
ドアを閉めると青いドレスの紗枝子さんをただ黙って見つめた