溺愛協奏曲
長い廊下を歩くと襖の前には黒スーツの組員さん
蓮が来たのが分かるとすぐに中に居る組長さんであろう人に声を掛けた
「組長、若と姐さんがいらしてますが・・「ああ、通してくれ」
「どうぞ・・・」
・・・・・ん?姐さん!
姐さんって・・・もしかしてあたしのこと?
あたふたしているあたしをよそに蓮は躊躇することなく部屋へと入って行く
「親父、入るぞ」
襖を開け部屋に入ると目についたのは和服姿の蓮によく似たイケメンの40代
位の男性、さすがは組長さんだけあって隙がなくまとうオーラはこちらを
圧倒するものがある
「やあ、よく来たな突然呼び出して申し訳ない」
「い・・・いえ!こちらこそ突然伺って申し訳ないです!
私、た・・・高遠莉子と申します」
深々と頭を下げ、頭をあげるとなにやら見かけたことのある顔・・と目が合った
「・・・・・・!!お・・・お父さん?」
肩を震わせて笑っているのはまぎれもないあたしの父である高遠哲也
「ははっそんな莉子初めて見るから・・くくくっ笑いがとまんね~
ったくお前はどこのお嬢様だよ」
笑い転げる父に軽~く殺意が湧いた・・・・かも
蓮が来たのが分かるとすぐに中に居る組長さんであろう人に声を掛けた
「組長、若と姐さんがいらしてますが・・「ああ、通してくれ」
「どうぞ・・・」
・・・・・ん?姐さん!
姐さんって・・・もしかしてあたしのこと?
あたふたしているあたしをよそに蓮は躊躇することなく部屋へと入って行く
「親父、入るぞ」
襖を開け部屋に入ると目についたのは和服姿の蓮によく似たイケメンの40代
位の男性、さすがは組長さんだけあって隙がなくまとうオーラはこちらを
圧倒するものがある
「やあ、よく来たな突然呼び出して申し訳ない」
「い・・・いえ!こちらこそ突然伺って申し訳ないです!
私、た・・・高遠莉子と申します」
深々と頭を下げ、頭をあげるとなにやら見かけたことのある顔・・と目が合った
「・・・・・・!!お・・・お父さん?」
肩を震わせて笑っているのはまぎれもないあたしの父である高遠哲也
「ははっそんな莉子初めて見るから・・くくくっ笑いがとまんね~
ったくお前はどこのお嬢様だよ」
笑い転げる父に軽~く殺意が湧いた・・・・かも