♡恋人争奪戦♥
「嘘っ!?あの稲森くんと同居!?」
「ちょっと、鈴、声大きいよ!!」
「あ、ごめん…でも、そっか…」
「うん…」
鈴は瑠衣を優しく抱きしめた。
「瑠衣、あたしはちゃんと、瑠衣の傍 にいるから…辛かったらいいな?」
「……ありがと…鈴」
そのあとも、鈴は優しく瑠衣の頭を 撫でた。
「にしても、あの稲森美兄弟と同 居って……あんた羨ましすぎ」
と少しイジケるようにいう鈴。
そんな鈴に瑠衣は「あはは…」と
苦笑いするしか無かった。