キミの、友達のふり・・。
"・・ヒュゥーー"




と、風が吹いてる音がする。




ヒンヤリとした廊下を歩いて
やっとたどり着いた職員室が
天国のように思えてくる。




「失礼しましたー」




また"ヒュゥーー"って音がする。




「はぁー」




冷たくなった手を吐息で暖める。




何気ないこの一瞬からもう・・
キミとの出逢いは決まってたのかな?





< 3 / 13 >

この作品をシェア

pagetop