空気はこんなことを考えている
で、「バットマンビギンズ」で復活するわけだが、これは、まあまあだった。タイトル通り、序章といったところか。スケアクロウのデザインは気に入っているけどね。
「ダークナイト」は、ちょっとこれは軽くは語れない。
凄い映画なのだが、その凄さをうまく説明できる自信がない。じっくりと長くいろいろ魅力を語りたい作品ではあるのだが。とりあえずひとつだけ語っておこう。
冒頭のワンピースの例でも、あげた通り、ヒーローものというのは、だいたいが、「光VS闇」という仕組みで作られている。「正義の光VS悪の闇」のぶつかり合いを描いたものが多い。
ダークナイトシリーズの革新的だったところは、「正義VS悪」を、「光VS闇」として、白黒はっきり分けていなかったところにある。つまり、「正義VS悪」を、「闇VS闇」として描いているのである。
正義も闇なのである。