私の彼氏は頭のネジがブッ飛んでるらしい。
「おま、さっきまで疲れ切ってたじゃねぇか・・・・・!!」
「なんか体が勝手に反応した。やだわぁ、反射って」
そう言うと、ふぅ、と息を吐いた絢斗。
「しょうがねぇなぁ。じゃあお前ら頑張ったから俺のおごりで、」
「やったぁぁぁあ!!!龍平!!絢斗のおごりだって!!」
「よっしゃぁぁぁあ!!何食う!?俺ハーゲン●ッツ箱買いしてもたろ!!」
「え!!?じゃあじゃあ!!あたしはケーキとクレープと、」
「おい、お前らさっきの疲れはどうした。それに少しは遠慮ってもんを、」
「早く!!!早く行くよ絢斗!!!」
グイグイと絢斗の腕を引っ張るあたしと龍平。
そして、それを見て微笑む絢斗。
「ま、今日くらいは、」
「「変人バンザーイ!!!!!」」
「・・・・・やっぱさっきのなかったことにしてくれ」