私の彼氏は頭のネジがブッ飛んでるらしい。
「でも、たいして可愛くもないくせに二人とくっついてるあんたが悪いんじゃない・・・・・」
一人、その三人の中でも一番かわいい子が小さい声で言った。
「え?なに?なんて言った今?え?たいして可愛くないくせに?それはあれですか?つまりたいして可愛くもないし乳もデカくないくせにってことですか?え?」
そう言って詰め寄ると、ビクッとして後ろに下がる。
「Aカップですけど何か?もしかしたらAカップって言うことですら危ういですが?でもその分肩も凝らなければ走るときに邪魔にもなりませんが何か?」
「お、おい。あやかの胸の小ささはよくわか、」
「分からなくていいわよそんなこと!!!」
苦笑いして私をなだめようとする絢斗にそう怒鳴ると、
「あ、ウッス」
と言って引き下がる。
龍平に至っては恐らくあの表情は
(女子なのにそんなに小さいんか・・・・・)
と感心しているようだ。