不思議くんのおとぎ話 【完】
誰かが私のてを握っている
細くて長くてとっても綺麗な手
暖かいいつもの手
生田くん?
とっても眠たいからこれは夢?
夢だよね
生田くんが来てくれるはずないし
「あんりさん?起きたの」
あ、ここは保健室か
「はい!すみません!もぅダイジョーブでーす!」
「それなら良かった。もうさすがあんりさんねっ」
「何がですか?」
「あの、生田くんがわさわざ保健室まで来てくれて休み時間ずっと隣りで見ててくれたのよ」
え
生田くんが?
嘘でしょ?
じゃあ、あれは夢じゃなかったの?
もう訳わかんないよーっ
細くて長くてとっても綺麗な手
暖かいいつもの手
生田くん?
とっても眠たいからこれは夢?
夢だよね
生田くんが来てくれるはずないし
「あんりさん?起きたの」
あ、ここは保健室か
「はい!すみません!もぅダイジョーブでーす!」
「それなら良かった。もうさすがあんりさんねっ」
「何がですか?」
「あの、生田くんがわさわざ保健室まで来てくれて休み時間ずっと隣りで見ててくれたのよ」
え
生田くんが?
嘘でしょ?
じゃあ、あれは夢じゃなかったの?
もう訳わかんないよーっ