不思議くんのおとぎ話 【完】

-夏-


あんりさんが倒れた


僕と二人三脚の練習したあとだったらしい


「失礼します。」



「あら?生田くん?珍しいわねっ。どうしたの?」



「あんりさんが倒れたって聞いて」


「えぇ。あそこのベッドで寝てるわ。」


「そうですか。あの。休み時間の間だけいていいですか?」


「いいわよ。じゃ私ちょっと出かけるから。あんりちゃんのことよろしくね」


「はい。」
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