秘蜜の秘め事
自慢したい!

だけど…学校の友達にはわたしと同じ彼のファンと言う人はいない。

小説自体読まないもんね。

みんなどっちかって言うと、マンガばっかり。

それに何より、信じてもらえるかどうかと言うのも怪しい。

わたしだけの秘密にすることにしよう。

大ファンの小説家がお隣さん。

こんな幸運は、他にはない。


翌朝。

目覚まし時計のアラーム音で目を覚ました。

だいぶ朝起きるのがキツくなってきた。

動物たちは冬眠の準備でもしているのだろうか?

わたしもできることなら冬眠したい。
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