秘蜜の秘め事
迎えた金曜日の夕方。

時計は6時を少し過ぎていた。

飲み会が始まる時間は7時。

学校近くにある居酒屋で飲み会を行うそうだ。

その前に5限目の授業があると言うきぃちゃんと学校で待ち合わせをして居酒屋へ向かう。

「ちゃんと電話するんだよ」

玄関まで見送りにきた真が言った。

「わかってます。

じゃ、行ってきまーす」

わたしは靴を履き終えると、ドアを開けた。

「行ってらっしゃーい」

真の見送る声を聞きながらドアを閉めた。
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