秘蜜の秘め事
歩いている間にカバンの中に入っている持ち物を確認。

財布、携帯電話、ハンカチ、ティッシュ…うん、全部入っている。

と思ったら、携帯電話がチカチカと光っていることに気づいた。

誰だろ?

メールの着信がきていた。

きぃちゃんからだった。

『カフェで待ってるから』

笑顔の絵文字つきでそんなことが書いてあった。

「フフ、きぃちゃんらしいなあ」

わたしはそんなことを呟いた後、カバンのチャックを閉じたのだった。

学校につくと、わたしはきぃちゃんが待っていると言うカフェへ向かった。

主に白を基調としたそこは、お昼の日替わりパスタが美味しいんだときぃちゃんが言っていた。

わたしもいつか食べに行こうと。
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