秘蜜の秘め事
会費を払うと、それからは適当にドリンクを頼んだ。

わたしはウーロン茶を頼んだ。

「では…」

澁谷くんがドリンクのグラスを持った。

わたしたちも彼にあわせてドリンクを持つ。

「カンパーイ!」

澁谷くんがそう言ったのと同時に、それぞれのグラスが重なりあった。

「乾杯」

きぃちゃんがカチンと、わたしとグラスをあわせた。

「乾杯」

わたしもそう返した。

飲み会が始まった。

鶏のからあげを1口。

うん、美味い。

味つけは濃いものかと予想してただけに、また予想がくつがえされた。
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