秘蜜の秘め事
「えっ…なっ…!?」

そう言った真に、わたしは戸惑った。

いや、裸を見たり見られたりの関係な訳だけど…でも一緒にお風呂に入る関係かどうかと聞かれたら、まあそうな訳で…って、何の話だ?

「入るの?」

真に迫られて、
「はい…」

わたしはうなずいた。

まあ…わたしも昨日お風呂に入っていない訳だから、いいか。

数分後、わたしたちは仲良く湯船に浸かっていた。

浸かっていると言っても、わたしは真に背中を向けて彼の脚の間に座っていた。
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