秘蜜の秘め事
「やめろ!

梨衣!

梨衣!」

僕以外の男にさわられていると言うのに、梨衣の目は開かない。

僕が必死で叫んでいると言うのに、梨衣の目は開かない。

暴れても暴れても鎖は少しもゆるむどころか、ますます力を強くして躰に食い込んで行く。

「梨衣!」

助けに行けない。

動くことができない。

男の子は僕の前で梨衣を犯し始めた。

「やめろ!」

梨衣にさわるな!

「やめろ!」

梨衣、答えてくれ!

「やめろー!」

梨衣を返してくれ――!
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