秘蜜の秘め事
「襲ってきた彼も、手を出した梨衣も、どちらも悪い」
「…ッ」
諭すようにそう言った真に、わたしは何も返すことができなかった。
「だけど…謝って許すことはできないのかい?」
続けるように、真が言った。
真は抱き締めていたわたしの躰を離し、見つめた。
「友達なら…ましてや幼なじみなら、謝ることができるはずだ。
たとえその後がどうなったとしても、謝ることは可能だろ?」
諭すように言った真に、わたしはコクリと首を縦に振ってうなずいた。
「学校で会えるんだったら、ちゃんと謝ろう?
梨衣が1人じゃ無理だったら僕も」
「1人で行けるから、大丈夫だよ」
過保護な真に、わたしは笑って返した。
「…ッ」
諭すようにそう言った真に、わたしは何も返すことができなかった。
「だけど…謝って許すことはできないのかい?」
続けるように、真が言った。
真は抱き締めていたわたしの躰を離し、見つめた。
「友達なら…ましてや幼なじみなら、謝ることができるはずだ。
たとえその後がどうなったとしても、謝ることは可能だろ?」
諭すように言った真に、わたしはコクリと首を縦に振ってうなずいた。
「学校で会えるんだったら、ちゃんと謝ろう?
梨衣が1人じゃ無理だったら僕も」
「1人で行けるから、大丈夫だよ」
過保護な真に、わたしは笑って返した。