秘蜜の秘め事

第4章

迎えた月曜日。

「ホント!?」

ビー子は驚いた、だけど嬉しそうな声をあげた。

「本当だよ。

って言うか、そんなに驚くこと?」

そう返した僕に、
「断られちゃうかなって思ったの」

ビー子は言った。

「どうして?」

聞き返した僕に、
「エー男、つきあってる人いるんでしょ?」

ビー子は返した。

「えっ…?」

僕は驚きのあまり、何も返すことができなかった。

梨衣の話をしていないはずだ。

そのうえビー子に再会してから、そんなに日が経っていない。
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