秘蜜の秘め事
「ハロウィンだから、お菓子持ってきました。
かぼちゃのカップケーキ、家庭科の調理実習で作ったんです」
ニコニコと笑いながら言う彼女の顔は、ケーキよりも甘い。
甘いものを口に入れた時のような気持ちになる。
甘いものが好きな僕は、お菓子と同じくらいに甘い君が好き。
それも、依存になるくらいに。
「真、かぼちゃ好き……」
何かを言おうとした梨衣を抱きしめる。
「――真…?」
梨衣は突然のことに戸惑っている。
そんな彼女の耳にささやく。
「trick or treat.」
――甘いものをくれないと、イジワルするよ
☆★END☆★
かぼちゃのカップケーキ、家庭科の調理実習で作ったんです」
ニコニコと笑いながら言う彼女の顔は、ケーキよりも甘い。
甘いものを口に入れた時のような気持ちになる。
甘いものが好きな僕は、お菓子と同じくらいに甘い君が好き。
それも、依存になるくらいに。
「真、かぼちゃ好き……」
何かを言おうとした梨衣を抱きしめる。
「――真…?」
梨衣は突然のことに戸惑っている。
そんな彼女の耳にささやく。
「trick or treat.」
――甘いものをくれないと、イジワルするよ
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