WITH
心配の種とWedding Party
晴哉と一緒にいるようになって、気付いたこと―――
実は真面目に大学生していて、6月から中学校へ教育実習へ行くことが決まったらしく……
5月に入った頃、晴哉の髪の毛は前に話していた通り、金髪から黒髪へと変貌を遂げていた。
「えー…っと、誰?」
「……紗和ちゃん、ソレ苛めてるつもり?」
“見せたいものがあるんだ♪”と連絡が来て、会った矢先に口を突いて出てしまったのが“誰?”。
そう言ってしまうほどに、金髪のイメージしかない晴哉の黒髪は全体的なイメージをも変えてしまっていて、簡単に言うなら“優等生”そのもの……
「ゴメン……苛めたつもりはないんだけど。前と全然違いすぎてて……驚いた」
口許を押さえながら笑い続ける私を横目に、黒くなった髪の毛を一房摘みながら「……似合わない?」と聞いてきた。