タイム・リミット~陽斗サイド~




でも……

断言はできない。


だって、オレと血はつながってるから、考えることは同じはず。



「……じゃぁ、何? オレと若葉が恋人同士って分かれば言いわけ?」


「そりゃーねぇ、チュウとかしてくれたら認められるけど、そんなこと……」



できるわけない……


ことねーよ。



笑いながら手を叩きながら冗談で余計なことを言ってくれた亜矢たちも動きが止まる。








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