タイム・リミット~陽斗サイド~



「陽斗先輩」


「あ?」



呼ばれて起き上がるとそこには奏心がいた。



「何してんの? お前……」


「陽斗先輩こそ、サボり?」


「……お前に言われたくない」


「あーわたしはサボりじゃないですよ。1限、自習になったんですよねー」



そうニコニコ笑いながら奏心がオレの隣に座る。



それ、同じじゃね?


まぁ、いいけど……。







< 81 / 96 >

この作品をシェア

pagetop