隣の女
俺が琉希亜のもとについた時、

「おう、さんきゅう。遅かったな。」

琉希亜はそういった。

「わりぃ。」

俺は謝っただけで、理由を話さなかった。

「あの女出てきた?」

俺が聞くと、

「あぁ。」

琉希亜はそういった。

「そうなんだ…。……は???出てきてたのか!?」

俺は驚いて大声を出してしまった。

「おう…。」

なにか元気がない様子の琉希亜。

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