隣の女
大きな学校でいろいろ迷ったがやっと目的地に到着した。

俺が教室に入ろうとすると

「おい、待て。」

そう琉希亜に言われた。

「まずは先生がいるかどうか確認しろ。」

そういわれて俺はドアについている小さなガラスから教室の中をのぞき先生がいるかどうか確かめた。

「いねーよ。」

「よし、普通に入ろう!」

琉希亜はそういって普通に教室に入っていった。
俺は琉希亜の後に続いて教室に入る。

「俺の席何処?」

俺が琉希亜に尋ねた。

「あそこじゃね?あの暗そうな女の隣。」
そういって琉希亜が俺の席を指差した。

「えぇー、まじで?なんかこえーな!んでお前はどこだよ。」

「ま、頑張れ。俺はお前の席の後ろの後ろだ、たぶん。」

「おぉー、近い!良かった!んじゃまたあとでなー。」
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