先輩と私と。
上りきった頃には、



もう昼過ぎになっていた。


「疲れた...」



女子はもう死んでいる。



こういうとき、何故か友達は優しくなる。



「とりあえずどっか行こうぜ?アイス奢るよ」



「ホント?」



生き返った。



「おぉ。なぁ、笹浦?」



え、俺も?



...まぁ、いっか。



「あぁ」



「笹浦はダメだよ!!」


「...は?」



「ダメ!!」



よく分かんないや。



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