先輩と私と。
吹部新体制、幹部発表
その次の日から、
先輩はきっぱり部活から来なくなった。
そして、いよいよ私たちの時代が来る。
幹部が決まる。
私は知っていた。
旧部長が全部教えてくれた。
6月ごろだったかな。
その頃からもう、決まっていた。
私は副部長。
百合が部長で、琳がパートリーダー。
梨乃もパートリーダーで、千愛ちゃんがセクションリーダー。
発表されるときも、もちろんそうだと思っていた。
何にも考えないで聞いていた。
「部長、山宮さん、お願いします」
「え、あ、はい」
「副部長は石上さん」
「はい」
「セクションリーダーは.......さん、お願いします」
「はい」
「え...?」
小さな声を発したのは私。
「どうかしましたか?」
顧問に見つかって聞かれる。
だから正直に思ったことを言った。
先輩はきっぱり部活から来なくなった。
そして、いよいよ私たちの時代が来る。
幹部が決まる。
私は知っていた。
旧部長が全部教えてくれた。
6月ごろだったかな。
その頃からもう、決まっていた。
私は副部長。
百合が部長で、琳がパートリーダー。
梨乃もパートリーダーで、千愛ちゃんがセクションリーダー。
発表されるときも、もちろんそうだと思っていた。
何にも考えないで聞いていた。
「部長、山宮さん、お願いします」
「え、あ、はい」
「副部長は石上さん」
「はい」
「セクションリーダーは.......さん、お願いします」
「はい」
「え...?」
小さな声を発したのは私。
「どうかしましたか?」
顧問に見つかって聞かれる。
だから正直に思ったことを言った。