先輩と私と。
私はみんなに便乗して、





零に一緒に帰らない?と言った。





もちろん生徒会室で。




部活が無い日に、




一緒に帰る約束をした。




その日は百合の愚痴もほとんど頭に入らなくて、



相づちを打つだけ。





だけど琳は




「莉生は会長と下校で頭がいっぱいだもんねー」




とイヤミっぽく言ったから、





百合の愚痴は止まって、





会長の話になる。





ここでしか発散できないんだから、





百合にはどんどん愚痴って欲しかったんだけど、





まぁ、いいや、と思った。





< 324 / 446 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop