先輩と私と。
それからみんなにチューしたの、と聞かれたけど、





全部冷静に違う、と答えた。






噂はすぐに消えてなくなったから、良かったけど。











それから来た執行部立候補は、




2年4人、会長立候補1人、1年6人だった。





かもめちゃんは私に憧れてくれていたよう。




だから、私のように生徒会に入りたい、といってくれた。





すごくすごく嬉しかったんだ。




尊敬されているようで、




見本にしてくれているようで、



目標にしてくれている、といったら自惚れかも知れない。












そして始まった選挙当日。




もちろん私の隣は零ではない。




このステージにすら立ってないんだ。



でも零は、




ちゃんと3年の場所で、




私たちを見守ってくれていた。





1年前のように私にピースをくれた。




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