先輩と私と。
次の日から、ぱったりと学校に行かなくなる俺。





まぁ、それが普通で、




行く意味も、やることもないから。




「零!!ごろごろしてないで、ちょっとは手伝って!!!」





今まで散々勉強勉強って言うくせに、





まったく、親ってのは子どもをこき使いやがって。




「何すんの?」





「窓拭いて、お皿洗って」





「ヤダ」





「まったく、ホント怠けて...」






腰に手を当てて、はぁとため息を吐かれる。






「いいじゃん、別に」






ソファに寝転がって、漫画を読んだり携帯を弄ったり、






好き勝手に遊んで、少し経ってまた気がついた。





また逆戻りだって。




へらへらしててもしょうがないだろうって。





「手伝う。何すればいい?」





携帯をポケットにしまって、親に向かう。





「やっとやる気になったわね。お皿洗って」




「分かった」




零side-end



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