先輩と私と。
「全然っ。平気」
私たちは本物の笑顔で笑う。
百合は子どもみたいに手の甲で両目を擦って、
「えへへっ。先生、喉渇いた!!!」
「ふざけない」
「はぁい」
まだまだ残っているジュースを吸いだした百合。
「はぁぁー、疲れたぁ...」
くたっと肩を落として、
百合は思い思いにくつろぎだした。
「次はコンクールだね!!!金取っちゃお!!本選行っちゃうぞー」
小声でそういい、拳を上げたゆりの顔は、
少し無理している気がした。
「うんっ、そだね」
だから、優しく微笑んでみた。
「うんっ!!!」
この笑顔は本物だから、さっきよりずっと可愛い。
私たちは本物の笑顔で笑う。
百合は子どもみたいに手の甲で両目を擦って、
「えへへっ。先生、喉渇いた!!!」
「ふざけない」
「はぁい」
まだまだ残っているジュースを吸いだした百合。
「はぁぁー、疲れたぁ...」
くたっと肩を落として、
百合は思い思いにくつろぎだした。
「次はコンクールだね!!!金取っちゃお!!本選行っちゃうぞー」
小声でそういい、拳を上げたゆりの顔は、
少し無理している気がした。
「うんっ、そだね」
だから、優しく微笑んでみた。
「うんっ!!!」
この笑顔は本物だから、さっきよりずっと可愛い。