先輩と私と。
そうしてまた歩き出して、私の家に着く。
家に着いたってすぐに大人しく家に入ったりはしない。
私たちはずっと琳たちの話で持ちきり。
「明日、琳からかおっかなぁ...」
「そうだな。撒いちゃえ撒いちゃえ」
「えぇー、それは可哀想」
「そう?俺なら手当たり次第言うけど」
「可哀想だよ」
「ってか、そんな面白かった??」
ニヤッと笑った。
「面白いよ!!!あんなの直で見たの初めて!!」
「俺もだけど」
「大胆だよね。すごい」
「あぁ、まぁ」
零はそっぽを向く。
「零?」
「俺らも、やってみる?」
こちらを向いたその顔は真剣で紅潮している。
「え?」
私の肩に優しく手を置く。
「良かったら目、瞑って?」
心臓がありえないほどなっている。
全身から鼓動が伝わってくるんだ。
そう、恥ずかしがりながらそっと、
でもぎゅっときつく目を瞑った。
すぐに降ってきた暖かいもの。
反応すれば、もう離れる。
家に着いたってすぐに大人しく家に入ったりはしない。
私たちはずっと琳たちの話で持ちきり。
「明日、琳からかおっかなぁ...」
「そうだな。撒いちゃえ撒いちゃえ」
「えぇー、それは可哀想」
「そう?俺なら手当たり次第言うけど」
「可哀想だよ」
「ってか、そんな面白かった??」
ニヤッと笑った。
「面白いよ!!!あんなの直で見たの初めて!!」
「俺もだけど」
「大胆だよね。すごい」
「あぁ、まぁ」
零はそっぽを向く。
「零?」
「俺らも、やってみる?」
こちらを向いたその顔は真剣で紅潮している。
「え?」
私の肩に優しく手を置く。
「良かったら目、瞑って?」
心臓がありえないほどなっている。
全身から鼓動が伝わってくるんだ。
そう、恥ずかしがりながらそっと、
でもぎゅっときつく目を瞑った。
すぐに降ってきた暖かいもの。
反応すれば、もう離れる。