先輩と私と。
「だっていつも変なこと言ってるじゃん」


「え?変なこと言ってる?」


「うん」



そう即答した百合。


千愛ちゃんは私を見て、


「そう?」


と聞いた。


「変、だね」


私だって言う。



「えー...何で?どこが?」



「全部全部」


百合は呆れてそういった。


「もっと詳しく!!」


「全部だって。全体的に」


「千愛ちゃんはそれでいいよ。サイコパスでなきゃ千愛ちゃんじゃないでしょ」



私はそういう。


< 55 / 446 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop