イケメン女子の学園生活2
東高校ニ学期
はぁ〜……
あ、どーも皆さん、
黒崎 朔月です。
夏が終わったと言っても暑いですね、
んで、オレの回りは更に熱かったりします
「さっくん〜〜〜♪」
泪が、くっついてきます
夏休みも終わり、学校がスタート
ニ学期の始まり
哲がいなくて寂しい、なんて言いません
言いませんから、くっつくの止めてもらえませんかね?
「だぁってぇ、励ましてあげようと思って☆」
『もう寂しくないってんだろ。自分の席につきなさい』
「ぶぅー!!」
学校が始まって、久しぶりに担任の顔を見て、あー夏休み終わったなー
なんて自覚する
夏休み明けの一週間は地獄だな
休みボケなんかしてないけど、固い椅子に座るのはやっぱ疲れる
「ね、朔月君聞いた?」
隣に座る慎二の方を向く
光樹は寝てて、泪は自分の席からオレ達を見てる
『……何を?』
「あれ、やっぱり聞いてなかった?」
担任がよし、終わりと言って出ていく所を見るとどうやらホームルームで何か言ったらしい…
『聞いてなかった』
「流石、朔月君」
嫌みですかね?慎二サン
いや、ホームルーム中に引っ付いてきた泪のせいもあるんだから
『何か言ってた?』
「うん。再来週、野外があるんだって」
『野外??』
あの、小学生とかが皆で仲良くテント張ったり飯盒炊飯したりするアレ?
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