イケメン女子の学園生活2
隈がクッキリ付き、取れなくなった
それを隠すために前髪を長くした、そんなある日
「だよなぁ、ギャハハハハ!」
「うっせーって、バーか!」
学校から帰ると家の前の空地に奴等がたむろしていた
弟が病気になり
母さんはストレスでおかしくなり
親父は酒に溺れた
その現況が、楽し気に馬鹿みたいな笑い声をあげている
その醜い音を聞いた俺は…我慢が出来なかった
「…五月蝿せぇ」
「あぁ?」
「誰だ?お前」
俺は奴等に近付くと睨みながら言った
「五月蝿せぇんだよ。毎日毎日ガーガーと」
「あぁ?!んだテメェ」
「五月蝿いっつってんだよ!馬鹿みてえに騒ぐのやめろ!!」
力一杯叫ぶどグイッ、と胸ぐらを掴まれ引き寄せられた
「馬鹿みてえに?…言ってくれんなあ、根暗」
「……っ!」
ヤバイ、殴られるそう思って目を瞑ると
「おい!何してる!?」
親父の声が聞こえた
「チッ…行くぞ」
「……」
手を話したらバイクに又借り逃げて行った
俺はホッとして親父を見ると凄い形相で俺に近寄ってくる姿が見えた
困惑していると
―バチンッ!!……―