あなたと恋した私
ふぅ…今日は余裕だね
「るな♪今日はちゃんと余裕でこれたんだね。
えらいえらい。」
そう言って私の頭を撫でてくる
私、ひなのに頭撫でられるの好きなんだよね
安心するってゆうか…
ガラガラ
「おーい、お前ら席に着け」
先生がきた
うちの担任はみんなからゆうちんって言われてて人気があるんだよね
あ、でも遅刻とかには煩いんだよね
「なんか、今日はゆうちん来るのはやくね?」
1人の男子が言った
うん。そうだよね
いつもはギリギリにくるのに…
今日は早い…なんか、あるのかな?
「お!よくぞ気づいたな
今日、俺が早くきた理由はだな
転校生を紹介するためだ。」
ザワザワ
「まぢでー!」
「男?女?」
「男子だったらイケメンがいいよねー♡」
「いやいや、女子だろ!」
「おう、美人のな!」
口々にクラスのみんながゆう
「おい、だまれ!
今から紹介すっから、焦るなよ
おい、入ってきていいぞー」
そうゆうちんが言うと、みんなが扉に注目した
その頃私は興味がなかったから、窓の外を見つめていた
「おい、紹介すっぞー。
如月、自己紹介たのむ。」
「はい。
如月桜真です。
「如月は先月までアメリカですんでいた。
だから、分からないこととか教えるように!
ぢゃ、席は…………
笹川の横空いてるな。
おい、笹川!分からないこと教えてやれよ。」
ん?なんな、笹川って誰かがよんでない?
笹川って私のことだよね?
ふと、先生の方をみると私の方をみていた
あ、先生が呼んでたんだ…
「あのー……先生、私を呼びましたか?」
「ああ!ずっと呼んでるよ。
なのに、お前は人の話を聞いていないし。
もう一回言うぞ?
如月をお前の隣にするから、いろいろ教えてやれよ。」
ん?如月?どっかで聞いたことあるような……
んー…分かんない
「じゃ、朝のホームルームは終わりだ。」
「笹川るな…さん?よろしくね。」
声がした方をみると、そこには昨日の屋上の人がいた
え?なんで?
あ、如月って転校生、この人だ!
やっと、私は状況を理解できた
「な?言っただろ
明日には分かるって…。」
その人は口角をあげながら言った