あなたと恋した私
明日には分かるってこうゆうことだったんだ
それにしても、イケメンさんだねー
ほら、イケメンだから女子たちがよってきてるよ
「ねえねえ~、彼女いるのぉ?」
「今日カラオケいかない~?」
「てか、かっこいいねぇ~!」
うわー。みんな積極的だな……
なんて答えるのかな?
「彼女はいない。カラオケもいかない。
てか、こんな所で群がってちゃ、笹川さんに迷惑だよ?」
びっくりした。
まさか、あんな風に言うなんて…
ん?なんか、紙が机の中にある
ー放課後、屋上にこい。 如月桜真ー
なんでだろう?
私は如月君の方を見た
すると、口角を少しだけ上げた。
まあ、行ってみるか…
「ひなのー!
今日の放課後、ちょっと用事があるから先帰ってくれる?」
「えー、また?
昨日もだよ?」
「ごめんごめん。」
「まあ、しかたないか…」
「ありがと。」
ひなのは、ほっぺを膨らまして怒ってますよアピールしている
そんな事したって、可愛いだけなのにね。
だって、ほら男子たちが顔を赤くしてるし…
「るな、授業始まるから席に戻るねー。」
「うん。」