君に逢えて



私達だって初めは
何が何だか分からなかったわ…



だけど気がついたら
体が宙に浮いているの、




下を向くと
私達が運ばれて…




美姫は
私達の名前を呼んでいた。




まだ2歳になったばかりの娘を置いて



天国へ行くなんて
思ってもみなかった。




人の命に変わりはない。


人の命はモロイんだって




思いしらされた。




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