君に逢えて




美姫…?


これから何か辛いことがあったなら、

身近にいる
本当に心から信用できる人に相談しなさい。

もしいないのなら、
自分の事を全く知らなくて初めて会い、そのうち忘れてくれる人に相談しなさい。





相談された人は
ちゃんと美姫を、
光ある道へと導いてくれるわ。



導いてくれたら
恩返しをしなさい。




信じなさい、
その人を



信じて

信じて











「「愛し…」」


だんだん2人は
光の方へと消えていった。




「お母さんっお父さんっ!何でいなくなっちゃうの?!最後に何て言ったの?私も行きたいよっ私、言いたい事が山ほどあるのに…」




消える瞬間、
2人は美姫に笑いかけた。




「お母さん…」




そして
いつまでも美姫は
夢の中で泣き続けた。







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