君に逢えて


木下美姫14歳。


私は生まれてこのかた
貧血なんて起こした事がない。


ましてや風邪や病気なんて
ひいた事もない。



だって健康人間、健康一家だから?




「あっあのぅ~、私をココまで運んできてくれたのって…」





まさか奴じゃないよね?





「あっ高橋先生よ?」






「良かったぁ~♪」




「何が良かったの?まぁ何でもいいから早く寝なさい!」



「はぁ~い♪」



やった♪
奴じゃなかったのか!
けど、先生をわざわざ呼んだのか?!
それとも私を放置したのか?!
うぬぬ…。気になるゾ。









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