君に逢えて








「美姫…それが
どんな意味か分かってんのか?」


「分かったうえで
言ってます…」









そっと彼の手が
私の頬に触れ
優しい眼差しで














ー夕日で私達が
黒くなり



その中で
私達は


初めてキスを交わしたんだ。






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