君に逢えて




こうなったら
俺から行く!


いや
あんま動けねぇから呼ぶ!


俺めっちゃカッコ悪い…





「なぁ美姫…」

「あっへ?」



いきなり話かけられて
ビックリしてる美姫。



「あのさ…なんで離れてんの?」


ちょっとした間…

この間が俺にとっては恥ずかしい時間なのだ。


「そっちに行ってもいいの?」


「おぅ。来いよ…」


んだよ。
遠慮してただけかよ…


でも良かった。
避けられてたんじゃなくて。




< 279 / 332 >

この作品をシェア

pagetop