君に逢えて




「あなたは…」

「美姫です!」



この人が
舜佑の初を…


私はしゅう母を睨みつけた。





グイッ





突然しゅうちゃんに肩を抱かれた。




「母さん!この仔、俺の彼女で世界一大事な美姫っ」



"世界一大事な"だって…



しゅうちゃんのナイスな発言に顔は茹でタコ。


「あなたが美姫…」












照れたせいで
しゅう母の妙な表情に気づかなかった。





あの時
気づいていれば
未来は変わってたかな?






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