君に逢えて
瞳子の気持ち






「舜佑…ごめんなさいね。
母さんね、もう止められないの。

父さんに捨てられて

女手一つで貴方を育ててきた。

当然
貴方が成長する度に
お金は消えてゆく。

貴方を育てる為には
風俗を始めるしかなかったのよ。

許してね?

舜佑…」






痣だらけになってしまった我が子の頬を撫でる。





「いけないことだって分かってるの。

でも…









私は貴方がっ舜佑が好き!!!」




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