君に逢えて



「呆れねぇよ…」


小さな声だったけど


確かに言ってくれた。


その言葉が
どんなに嬉しかったことか…。




「泣くなよ?俺は美姫の友達だから。」









友達…




神聖中学で初めて
出来た友達。






そういえば…また美姫って言った!





だけどもういいや。









――――ずっとこうしていたい。







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