君に逢えて







「かっ華那あ?!」





如月 華那(キラサギ カナ)

美姫とは小学校まで
ずっと同じクラスの
親友。




「友達から聞いたんだっ♪私、Aクラスだよっ」






「かぁなぁ~良かったぁ私、友達いなくて困ってたとこなのぉ(泣)」



「ええっ?!」







華那の声に
クラスの全員だけでなく
廊下にいた人まで振り向いた。



「あのモテモテ美姫ちゃんに友達がいないなんて…嘘ついちゃダメ!」




「嘘じゃない…」




嘘じゃないよ親友。





< 50 / 332 >

この作品をシェア

pagetop